植木屋・造園業・庭師で独立開業するための7つのステップとは?

植木屋・造園業・庭師の独立開業のロードマップ7つのステップ

植木屋・造園業・庭師の独立開業のロードマップ7つのステップ

植木屋・造園業・庭師における独立開業のロードマップは、結論、以下の7ステップです。一つずつ詳しく解説していきます。

計画を立てる

どんな業種でも何か新しく事業を始める際には計画を立てることが重要です。
最低限、次の3つのポイントは押さえておく必要があります。

計画を立てる上での3つのポイント
  • 開業に必要な資金を算出する。
  • サービス内容を決める。
  • 予測の売上・利益を算出する。

開業に必要な資金を算出する

まずは、独立に向けて必要なお金の総額を算出しておきましょう。
開業資金の他に、事業が軌道に乗るまでの生活費なども考慮して算出しておくと良いでしょう。

開業資金道具・軽トラック・HP制作・貸倉庫などの費用。
合計:約100万円~
生活費売上がなくても最低でも3か月は生活できるだけの蓄えがあることが理想。
合計:約90万円 (1か月の生活費を30万円と仮定した場合)

上記を踏まえると、開業時には約200万円~300万円ほど資金があることが望ましいと言えるでしょう。

ただ、そもそも植木屋・造園業の開業においては、多額の資本は必要ありません。

既に植木屋・造園業者として働いており、道具もあらかた揃っているような人や、会社に所属したまま、週末起業から開始するような方は、もっと少ない資金での開業も可能でしょう。

植木屋・造園・庭師でリスク少なく起業する方法 週末起業という選択肢

サービス内容を決める

次に提供するサービス内容を決めましょう。

植木屋・造園業としてのメイン業務は以下のようなものになります。

  • 剪定
  • 伐採
  • 消毒
  • 草刈り
  • 造園・庭づくり

これらに加え、外構工事や害虫駆除などの業務をサービスメニューに加えたいと考える方もいるでしょう。

そこで、提供したいサービスが思いついたら、サービス提供に必要な資格 / 許可の確認を行いましょう。

サービス提供に必要な資格 / 許可の確認

提供したいサービスを見つけたらその業務が、資格や行政からの許可が必要なものでないか確認しておく必要があります。

例えば、アルバイトや社員などを雇い、その人に刈払機やチェーンソーを業務で利用させるような場合は、その人達に対して、特定の講習を受講させること(特別教育の実施)が法律で義務づけられています。

また請負金額が500万円を超える造園工事などの場合は、建設業許可が必要になります。

このような話は造園業の経験者であれば、常識かもしれません。
しかし、造園業の経験のある方でも、害虫駆除などサービスの幅を増やそうと未経験の分野に参入する際は、必ず事前に資格・認可が必要なものではないか確認しておきましょう。

サービスの値段を考える

個人宅向けのサービスを提供する場合、各サービスに対して値段を考える必要があります。
自分がターゲットとするエリアの競合のホームページの料金表などを参考にしてみてもよいでしょう。

予測の売上・利益を算出する

次に目標の売上・利益(年収)と、最低限どれくらいの売上・利益(年収)であれば、自分が生活していけるのかを算出しておきましょう。

またそれらから逆算して、どのサービスを・どれくらい集客すれば、目標売上・利益に到達するのか、把握しておくことが必要です。

集客 / 営業する

次に必要なステップは、集客や営業です。
仕事の獲得方法は、大きく分けると2つに分けることができます。

  • 自分が元請となり、集客 / 営業する
  • 下請けで仕事をもらう

自分で集客 / 営業する

こちらは自分が直接、個人宅や企業に対して、集客・営業を行い、案件を獲得するケースです。

メリットとしては、中間マージンが発生しないため、利益が多くなります。
一方でデメリットとしては、下請けとは違い、集客のコストを自分で負担する必要があるため、難易度が高いとされています。

とはいえ、いずれは下請けを脱却して元請として集客したいと考える方も多いはず。

弊社では、植木屋・造園業の集客に関して、「集客できるホームページを作り、そこにリスティング広告で見込み客からのアクセスを集めてくる集客方法」をおススメしています。
このような植木屋・造園業の集客方法や営業方法について詳しく知りたい方は、是非以下の記事を参考にしてみてください。

ただし、あなたが自らこれらの集客方法を実践するのはかなりの労力が必要です。
弊社(株)あおい総研では、植木屋・造園業者のこのような集客を全て代行しているため、ご興味ある方は以下のページから集客【無料相談】にお申込みください。

下請けで仕事をもらう

こちらはフランチャイズや元請先から下請けで案件を獲得するケースです。

メリットとしては、自分で営業する必要がないため、植木屋としての業務だけに集中することができます。
一方でデメリットとしては、下請けのため中間マージンが取られてしまいます。

とはいえ、独立したての時はお客さんが少ないため、まずは下請け仕事で売上をある程度確保したいという方も多いはず。

そんな方に向けて、弊社では、植木屋・造園業・エクステリア・外構業者に特化した「発注したい業者」と「受注したい業者」をつなぐマッチングサービス【職人シェア】というサービスを現在掲載料・仲介手数料無料で提供しています。
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道具をそろえる

植木屋・造園業の開業時に必要な道具などの費用は、合計すると70万円~100万円程度と言われています。
内訳の一部を紹介すると以下のようなイメージになります。

道具参考価格
植木屋鋏3,000円~
刈込鋏6,000円~
チェーンソー60,000円~
刈払機20,000円~
三脚30,000円~
軽トラ500,000円~
その他※作業内容による

剪定鋏など、仕事に必ず必要となるものかつ、価格が安いものについては、集客や営業を開始するタイミングと同時に買いそろえておいてよいかもしれませんが、事務所を借りるなど、必ずしも業務に必要ではないもの・高価なものは、まず売上が軌道に乗ってから揃えていくことをおススメします。

開業届を出す

事業開始の事実があった日から1か月以内に開業届を提出するように義務付けられていますが、提出しないことによる罰則はありません。ただし、税制的に有利な青色申告を行いたい場合は開業届を税務署に提出し、同時に青色申告承認申請を行う必要があります。

しかし一方で、再就職か起業で迷っており、求職活動を平行して行っているような方で、失業保険を受給したいと考えている方は、開業届を出すと、失業保険を受け取れなくなってしまうため、該当する方は注意が必要です。

資格を取る

業務を行う上で、必要な資格以外にも、資格があることで、公共工事の受注などの大型案件の受注に有利に働く場合があります。
そのため、必要に応じて、資格を取得していきましょう。

【植木屋・造園業資格の例】

  • 造園技能士
  • 造園施工管理技士
  • 樹木医
  • チェーンソー作業者
  • 刈払機取り扱い作業者

保険の加入

植木屋・造園業は業務中の事故による怪我など、どうしても危険の多い仕事です。
会社員の場合は、業務中の怪我であれば労災が適応されることになります。

しかし、何も保険に加入していない個人事業主の場合、怪我をして働けなくなると、収入が止まってしまいます。

一人親方の個人事業主では労災保険に入れないのでは?と思っている方も多いでしょう。

そんな方に向けて厚生労働省が、「労災保険への特別加入」 という制度を設けています。

気になる方は是非ご覧ください。

また外構工事などを行う方の中には施工中に顧客の家の物を破損させてしまった際のリスクに、備え損害保険に加入しているケースもあります。

組織化 / コネクション作り

開業からしばらく経って、集客が成功してくると一人の売上の限界が見えてきます。

一人でずっと現場に立っていたいという人もいるとは思いますが、売上を増やすための組織化を考える場合、「雇用に向けての採用活動」や「協力業者探し」が必須になってきます。

また組織化を検討しない場合でも、万が一自分が怪我などで働けなくなったとしても、売上を止めないように、自分の代わりに案件を担ってくれる協力業者を見つけておくことも長い目でみれば、重要なことです。

「協力業者探し」について、弊社では、植木屋・造園業・エクステリア・外構業者に特化した「発注したい業者」と「受注したい業者」をつなぐマッチングサービス【職人シェア】というサービスを現在掲載料・仲介手数料無料で提供しています。
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植木屋・造園業 独立開業後の年収

ここまで独立開業のロードマップについて解説してきましたが、開業前の人にとって結局、一番気になるのは独立開業後の年収でしょう。

結論から言えば、成功している弊社のクライアントの中には独立後、年収1000万円を超える方もいらっしゃいます。

ただし、全ての方が年収1000万円を超えるわけではありません。

植木屋・造園業で独立して年収1000万円を超えるために、弊社のクライアントがやっていることについては、以下の記事にまとめてあります。

興味がある方は是非ご覧ください。

植木屋・造園業 独立で失敗しないためには?

このように上手くいけば、独立後、年収1000万円も夢ではありませんが、残念ながら、皆さんが全て上手くいくわけではありません。

なぜ上手くいかないのでしょうか?

その理由のほとんどが、「集客が上手くいっていないこと」です。

逆に「集客」が上手くいっている方は成功します。

他にも植木屋・造園業の独立後に失敗しやすい人の特徴を以下の記事にまとめてあるため、ご興味ある方は以下の記事をご覧ください。

植木屋・造園業で集客代行依頼するなら (株)あおい総合研究所にお任せ

Web集客について相談する

いかがでしたでしょうか?

ここまで植木屋・造園業の独立開業の手順について解説してきました。

植木屋・造園業での独立成功のカギは、なんといっても「集客力」です。

独立を検討している、または、すでに独立している植木屋・造園業者の方
造園会社の営業担当者の方などで

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運営会社:あおい総合研究所
代表取締役:道場 明彦

【あおい総合研究所の植木屋・造園業 集客代行サービスの実績】

  • 70以上の植木屋・造園業様の売上UPをサポート
  • サポートしたクライアントの売上増加額は、累計で8億円(令和4年8月末時点)