植木屋、造園業、庭師のための、成約率5.7%のホームページ

お客様の心理を考えるポイント

造園、庭師、植木屋の集客に必要な「顧客心理」の理解]

順番に見ていきましょう。

ホームページ作成で最も重要なこと

1.お客様があなたのホームページに辿り着きました

パッと、目に飛び込んでくる部分はどこでしょうか?
もちろん、ホームページでいうと一番上の部分です。
そこに、書くべきこと、載せるべきこと。

それは、

「あ、このページは私に関係があるんだ」

と思われることです。
そのためには、

  • 大きな文字で書いた、お客の興味を惹くキャッチコピー
  • 写真などで、感覚的に植木、造園をイメージさせる

これが必要です。

やってはいけないこと
  • 造園に関係ない、なんだか綺麗なイメージの写真
  • 小さな文字で、「地域に貢献します!」など響かないコピー

ということになります。

効果のないチラシ

お客様に興味や関心を持ってもらう効果的な方法

2.自分に関係があると思ったので、続きを読み進めてくれました

次に、お客にもっと興味や関心をもってもらうことが必要です。
パッと見で興味を持ち、読み進めてみたものの、やっぱり自分の知りたいことが載ってないと思われては、すぐに別のページに移動してしまいます。

そこで、さらにお客が興味を持つ文章で惹きつける必要があります

例えば、「お客様が現在困っているであろうこと」を指摘してあげます。
〇〇で困っていませんか?と書いてあれば、

「そうそう、この人は私の悩みを分かっている」
と思ってくれます。

あるいは、「これまで〇〇な嫌な思いしたことありませんか?」
というのも良いでしょう。

お客様は、良い植木屋、造園業を探すためにホームページを検索しています。
しかし、

「誰に頼めば良いか」

分からずに迷っている状態です。

ホームページだけでは、違いもわかりません。
実際、会って作業をしてもらわないと、良い植木屋かどうかなんてわからないのです。
そこで、

「現在困っていることは〇〇ですか?
これまで〇〇で嫌なことありませんでしたか?
今後、〇〇になりたいんじゃないですか?」

と投げかけてあげることで、お客様は

「そうそう、そうなのよ」

と思ってくれます。
これで、さらに続きを読んでくれます。

スマホを見るお客様

お客様に自分の強みを伝える方法

3.次に、お客様に対して提供できることを伝えます

2.で、お客様の悩みや困っていることを投げかけました。
次は、自分ならそれを解決できることを伝えます。

自分ならそれを解決できること(例)

  • 庭師の腕が悪いのが悩みなら、経験、技術が豊富であること。
  • 態度が悪いことで嫌な思いをした人には、礼儀正しく接すること。
  • 料金が不明瞭なことが不安なお客には、しっかり見積もりをすること。

そのようなことを伝えて、お客様の不安や悩みを解決できることをアピールします。

もちろん、料金表は必須です。
料金が分からないと、怖くて頼めません。

また、施工事例があるとお客様がイメージしやすくなりますね。
まあこのあたりは、大抵のホームページにありますね。

お客様の信用を得る方法

4.それだけではなく、お客様の信用を得なくてはなりません

これまでのところを文章や写真で伝えても、それだけでは客観性がありません。
お客様は、それだけでは信用してくれません。
お客様の信用を得る、ということが必要です。

お客様の信用を得る最も効果的な方法
  • 顔写真付の、代表者からの挨拶
  • お客様の声

これらが有効です。

  • 顔写真付の代表者からの挨拶

非常に重要です。

庭に入って、それなりの金額を払って作業してもらうわけですから、お客としては「どんな人が来るのか」を非常に気にします。
信用できない、安心して任せられない人には頼みたくないですから。

そこで、最低でも写真が必要です。
さらに、挨拶、プロフィール(プライベートなことも載せるとなお良いです)などを示して人間性を知ってもらいましょう。

ホームページ作りを頑張る男性
動画を利用して信用を得る方法

ここで最もお勧めなのは「動画」です。
自分の挨拶を動画で撮って載せるのです。
文章で長々書くよりも、動画のほうが圧倒的に情報量が多いです。

お客様も、一目であなたがどんな人か分かります。

実際、「動画を見て信用できそうだと思い、問い合わせた」という声がとても多いです。

お客様の声を掲載して信用を得る方法

工事をしたお客には、感想(もちろん良い感想です)を書いてもらいましょう。
それを読んだ他のお客は、「ここなら安心して良い」と思ってくれます。

これまでにも
「お客様の声を見て、自分と同じような人がいたので頼むことにした」
というお客様もいました。

もちろん、ねつ造なんてしてはいけません。

お問い合わせへの誘導方法

ここまで見てきて、お客は「あなたに問い合わせしてみたい」と思うかもしれません。
が、問い合わせをどこからすれば良いか?が分かりにくいと、お客は諦めて別のページに行ってしまいます。
わざわざ時間をかけて探す、ということをしてくれるとは限りません。
なので、問い合わせフォームや電話番号は大きく、分かりやすく。
かつ、問い合わせしたいと思った時にすぐできるように。

そのためには、一番下に小さくポツンと書いてあるだけでは駄目です。

ページ中、数か所に大きく表示し、
「問い合わせしたいと思ったら迷わずすぐできる」

状態にしておく必要があります。

お客様の心理を考えるポイント まとめ

いかがでしょうか?
ホームページは、シンプルに考えましょう。
お客の心理にのっとり、お客が知りたいことに応えてあげる。
あとは、いかにスムーズにその心理の流れに沿って問い合わせに結び付けるか、です。

最後に、ホームページの問い合わせ率について。
問い合わせ率とは、ホームページを見に来たお客のうち、何人から問い合わせが来るかを表します。
例えば、100人ホームページを見て、1人が問い合わせれば1%ということです。

一般的に、ホームページは1%の問い合わせ率があればまあ合格、と言われています。
100人に1人ですね。

私が作った、お客の心理を意識したホームページは・・季節にもよりますが、今のところ最大5.7%の問い合わせ率です。合格ラインの5.7倍の成果ということですね。

顧客心理を理解する重要性、分かっていただけますでしょうか?