植木屋、造園業のアナログ集客・・穴場の広告

植木屋、造園、庭師のアナログ集客について

植木屋のアナログ集客というとメインはチラシです。

今回は

  1. チラシ配りを業者に依頼するべきか?
  2. チラシ以外のアナログ集客媒体

についてお伝えします。

チラシ配布を業者に依頼するべき?

まず、ポスティングを業者に依頼したり、チラシを折り込みにしたり、ですが。
確かに自分で動かなくて良いので楽ですが、どうにも効果が悪い気がします。
ポスティングを業者に依頼したら2,000部でも反応が無かったのに、自分で撒いたら200部で3件も問い合わせがあったケースもありました。

別に業者が不正をしている、と言いたいわけでは無いのですが、どうにも効果がイマイチです。
まあ機械的にポスティングしているだけでしょうからね。

チラシも、3,000枚撒いて反応が0だったり1だったり。

もちろん季節やエリア、チラシの内容などによるので一概には言えないのですが。
余裕があるなら、できるだけ自分でやるほうが良いでしょう。

ちなみにポスティングでものすごい成果を出した植木屋さん(5軒配れば1件は反応があった!)が言うには、最も効果的なポスティング方法は

「手配り」

だそうです。

チラシを手渡しする

お客さんが庭にいたら、挨拶して一緒にチラシも渡すんだそうです。
さて、これ以外で、成果が出た方法もお伝えしましょう。

地域の広告媒体

意外と穴場だったのが、地域で出しているフリーペーパーというか、複数の事業者が掲載されている折込チラシのような広告媒体でした。
安いコストで多くの世帯に配布されるのですが、たった2万円の広告費で9件問い合わせがあった月もありました
これは地域独自のものなのでどこにでもあるわけではありませんが、あなたも自分の地域で独自の広告媒体が無いか探してみると良いでしょう

このケースでは、ネットにはそれほどなじみの無い、チラシを楽しみにしている比較的年齢層の高い人達に対して効果がありました

収益アップのイメージ

広告の効果を上げるポイント

成果を出すポイントは、
「記事の大きさ」「内容」です。

実は、この媒体には以前から掲載していました。
当時は掲載費1万円で、費用が半分でしたが代わりに掲載枠も半分でした。

かつ、内容も名刺に書いてあるようなありきたりなもの。
これだと、月に0~1件が良いところでした。

それを、掲載枠を2倍にし、かつ内容もホームページと同じようなものを載せました
すると、一気に反応が激増

2枠になったので単純に目立つこと、そして広くなったスペースにお客の知りたい情報を盛り込んだことが成功のポイントでしょう。
で、このようなフリーペーパーは、一度広告記事を提出しておけば、勝手に印刷して折込までやってくれます。

まさにほったらかしです。

今ではホームページからの集客に次いで、安定した集客力があります。
是非、このような媒体を探してみてください。
探し当てるには、「試す」しかありません。

そのために、まず効果の出るホームページを作り、その内容をアナログでも使うのがオススメです。

ガッツポーズの男性

タウンページ

もう一つアナログだと、タウンページですね。
一度載せれば、ほったらかしです。
ポイントは、やはりサイズと内容です。
ライバルが小さいスペースに名刺程度の内容だけ載せているわけですから、

「目立って」
「顧客の心理に合った」

広告を載せましょう。当然、勝てます。

アナログ集客は必要か?

最後に、アナログ集客をやる必要性について。
インターネットで充分に集客できるとしたら、アナログは止めて良いでしょうか?

答えは、ダメ!です。

NGをするサラリーマン

これは、リスクを避けるためです。
例えば、ネットでしか集客していない場合、万が一そのネットが使えなくなったらどうなるでしょうか?
唯一の集客ルートが途切れてしまうので、一切お客が入ってこなくなってしまいます。
アナログ集客もやっておけば、少なくても全滅は避けられるわけです。

ビジネスでは、「1」に頼ってはいけません。
必ず、複数の集客ルートを持ちましょう。